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[1999年11月1日] サイモン
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ジャムパン。(朝)
(昼ぬき。夕がたごろ、目がまわるほどハラがへる)
すきやき。ダイコンの煮たやつ。つけもの(なすとキュウリ)。めし。(夕)
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●ひとはハナハダねむたいときになにをかんがえるか。なにもかんがえない。ただひたすらねむたいのみである。わたしはいまハナハダねむたい。そもそも、この状態におちいるすこしまえまで、わたしはひたすらハラがへっていた。ひたすらハラがへってへろへろになっているときに、どかんとメシをくった。やれくったくったと安心する。安心して、それからねむたくならないやつはいない。だが、たしょうはねむたくても作文はできる。そういう作文をひとはネゴトという。こんやもネゴトはつづく。
●そんで、バンドにはとうぜんドラムがいるんだけど、このドラム男がなにをおもったのか英会話をならってるんだなんていったらキミはどうおもうか。キングクリムゾンなどというじんせいのドロ沼にあしをふみいれながら、いっぽうで英会話などというなにやらじんせいのオモテ街道にもイロケをだそうとする、こういうフタマタじんせいタイドをキミはどうおもうか。って、おれたちがどうおもおうがならってるんだからしょうがないんだけど、で、このドラムの英会話の先生のイギリス人がまたクリムゾンのスジガネいりのファンだったりする。サイモン先生っていうんだけどね。おととしくらいにサイモン先生とあとおれたちで飲酒したことがあるんだけど、なにをおもったのかサイモン先生はくろい皮ジャンすがたであらわれて、その皮ジャンの背にはディシプリンのジャケットの、あの模様が描かれてました。背なで泣いてるディシプリン。フリップ先生(キングクリムゾンのリーダーのひと)にはないしょでその模様を紹介してしまうと、それはこんなです。
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●あ、ごめん。いまおもいだしたんだけど、おれ、めちゃめちゃエがヘタだったんだわ。ごめんフリップ先生。ぜんぜんちがうわ、これ。ごめん。ってこんなとこでフリップ先生にあやまってもしょうがないんだけど、ともかくフリップ先生はおいといてサイモン先生。うえの図のごとき模様の描かれた皮ジャンを着用なすっておいででした。わしら一同、あっっとおどろきました。べつにクリムゾンしらないひとはとくにふかくつっこんだりはしないでしょうが、しってる人間にとっては、これはたいへんにあやしいシロモノです。なんでクリムゾン? なんで皮ジャン? なにこの外人? というかんじで、ドラムをのぞく、サイモン初体験のわたしたちのアタマはマッシロになりました。ひとことでいって、完敗でした。ミソシルでツラをあらったような気ぶんでした。フランシスコザビエルからユリゲラーまで、いろいろあやしい外人の歴史というのはありますが、このときのサイモン先生もひじょうにあやしかったです。はたしてこのことをサイモン当人は自覚しているのか? しらんですが、なるべくまわりの親しいひとが早めに注意してあげるべきだとおもいました。それくらいあやしい皮ジャンでした。
●余談。それからしばらくして、ぜんぜん関係ないときに、ヒルマ、つくばのほうをクルマではしってたのね。そしたらとなりをはしってるこきたない軽自動車を運転してるのが外人で、なんかみたことあるのね。おれのクルマと併走して、ブーッとクルマをはしらせてるんだけど、なんかしってるのよ。あれ、だれだっけなあ、なんかみたことあるなあとかんがえてたら、皮ジャン着てるのに気づきました。あっ、あの皮ジャンわっ。あの、ディッシプリンの皮ジャンわっっ。‥‥‥サイモン先生そのひとでした。そういうわけでサイモン先生のめじるし、再掲っ。
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この皮ジャンきてる外人を街でみかけたら、それはサイモン。
●そんで、バンドのギターは女の子なんだけど、この女の子がまた英会話をならってるのだといいだしたらキミはどうおもうか。こういうバンドをけしからんとおもうか。とくにどうともおもわんか。べつにどうおもってもいいけど、ギタリストも英会話やりはじめたのね。ていうか、ドラムのマネしてはじめただけなんだけど。そんでこないだ、どんなことをおそわってるのかってきいたらさ、さいきんはクリムゾンの歌詞を教材にして発音をおそわってるそうです。「ナパームはネイパームって発音するのよ」なんておれもおこぼれで彼女におそわったりしてます。いやあ、勉強になりますね。ステキな英会話スクールです。‥‥‥な〜んていうわきゃね〜だろっ。いったいどんな英会話スクールなんだ。よりによって教材がキングクリムゾン。なんだそれは。まあイエスよりはましだとはおもうけど。
●彼女の先生はクリムゾンなんてしらないまっとうなひとならしいんだけど、先生によると、21世紀の精神異常者の歌詞は「クール」だそうです。イージーマネーは「むずかしい」そうです。先生は21世紀の精神異常者とか、歌をしらないんだけど、歌詞だけ朗読してもちゃんと歌になるらしい。ちゃんとあの歌のとおりになってるらしい。さすがは外人だと、それはそれでおれも感心したんだけど、でもこの先生、よんでるうちにだんだん興奮してくるらしくて、21st century schizoid maaaaaan! ワオオオ!とかなんとか教室でわめきだすんだって。やっぱおまえもだめだ。
●いいかげんニフティ〜つなげるようになったのかなあ?
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