[2000年4月17日] ダイヤモンドが降った店
菓子パン。(朝)
すぶた。チャーハン。(昼)
焼き魚。とんかつ。あとなんだっけなあ。おぼえてないや。とにかくあとめし。(夕・一回目)
スパゲティー。サラダ。羊肉。あとビール。(夕・二回目)

むかし、まだマハポ〜シャが街頭でビラ配りをしてたころ、秋葉原のマチをフラフラしていたら「ダイヤモンドが降った店」というのがあって、いまでもあるのかどうかしらないけど、とにかくあって、なんだかすごい店だった。だいたいどうも秋葉原のマチにはうっかりしてるととんでもないことになってる店があってユメユメ油断はできないんだけど、それにしたってこれは油断できないと感じさせられてしまうのは、まず「ダイヤモンドが降った店」と書かれた紙が店の入り口のサッシに貼ってある。しかも貼り紙はそれだけではなくて、マジックインキかなにかでクログロと、またはアカアカと「業界のオキテ破り」「価格破壊に挑戦」「この店のオーナーはバカです」「北風の忘れ物」だとかなんだとか、ただしくはおぼえていないけどそういうのが大量に貼りつけられている。怪しいことこのうえない。いやもう怪しいというのは突き抜けて、もっとちがう世界へ突入してるようにさえみえる。その世界がどこなのかはしらないけど。とりあえずその店内に足をふみいれるのはちょっと勇気のいることで、ひるんだおれは一歩さがってそれから引き返そうとしたんだけど、そのとき店の横の電柱にまで貼り紙があるのに気づいた。そこには

クアドラ
あげちゃう

とあって、なんだこりゃと近づいてよくみると「クアドラ」と「あげちゃう」の間に、米ツブくらいのちいさな字で「○○○○円で」と値段が書かれていた。金額は忘れたけど、とにかく値段が書かれてた。虫メガネでもつかわなくちゃ読めないような小さな字で。価格破壊だけじゃなくこの店は、ジャロにも挑戦してるらしい。こういうのは、冗談としてなら思いついても、実際に実践されてるのをこの目で見てしまうと、衝撃はでかい。もう衝撃のあまりおれは、いっそ電柱のまえでぶっ倒れて死んでてやろうかと思ってしまった。ダイヤモンドが降った店。いまでもあるんだろうか。しらないけどたぶん、あの店に降ったダイヤモンドは、屋根をつきぬけて、店長のアタマに当たってしまったのだろう。

沼の目次