| [2001年12月01日] ゼクシィのためのコマーシャル |
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ハンバーグの定食(ひる) かきあげ。めし(ゆう) |
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なんかかく。う〜ん。そうだ、ゼクシィについてかこう。きみはゼクシィをしっているかっ。おれはしらなかったぞっ。そういうケッコン情報誌みたいなのがあって、「ゼクシィをよんどけっ」とふたつきばかりまえにいわれて、オウっとばかりにかってきたんだけど、なんていうか、ひろげたとたんにうちひしがれてしまった。ひろげるいぜんに、コンビニのたなでゼクシィを手にとった時点でうちひしがれてた気がする。だってさあ、これ、1000ページもあるんだよ? じょうだんぬきで、電話帳みたいなんだよ? これをみてひるまないやつはいないよなあ。すくなくともおれはひるんだ。いっきに萎えたよ。なんだよこれ。こんなにいっぱい準備しなくちゃなんないことがあるのかよ。みんな、よくケッコンしたよなあ。尊敬するよ。ほんとに。と、みずからのしでかそうとしている行為がいかに身の程をわきまえないものであるかを再認識させてくれるありがたい雑誌、それがゼクシィ。なんていうか、いままでおれは、文明というのは選択肢のおおさであるというふうにうけとめていたんだけど、そのかんがえをあらためることになった。諸君、記憶しておきたまえ、選択肢というのもあまりにおおいとかんがえものだ。そういえばだいたいおれのまわりの連中というのも、ケッコンシキにまつわるモロモロにかんしてはヨメさんにまかせっきりでなんにもかんがえてなくて、そのせいでヨメさんにおこられてけんかになったりしてたけど、それはかなりよくわかる。もう、そうなるのは目にみえてる。これをぜんぶヨメさんにやらせたらそりゃけんかにもなるだろう。それくらいばかげた段取りやきめごとのおおさと選択肢のおおさだ。レストランにいってランチを注文するのとはわけがちがう。たとえば指輪ひとつとってみても、ゼクシィにはえんえんと100ページにもわたってずらずらとならんでる。1000個ぐらいはならんでる。このぜんぶにひっしになって目をとおして、えらびぬいて、いくつか候補をあげたヨメさんが息もたえだえになってだんなのところにいって相談したときに「あ〜? なんだっていいよ〜、おまえにまかせるよ〜」とかいわれたら、そりゃヨメさんのむねに殺意がめばえてもいたしかたあるまい。かといってダンナがそういうことをいいだす気ぶんというのもおれとしてはかなりよくわかるのであって、だからつまりこれはもう、構造的におおきな問題をかかえているといってさしつかえないとおもう。もしもこれをよんでいるきみがまだケッコンしていなくて、もしもそういうときがきたら、だから、そのときはヨメさんの話をきいてやって、すこしは一緒にかんがえてるフリというか、姿勢をみせてあげましょう。といったことまでかんがえさせてくれるありがたいケッコン情報誌ゼクシィ。リクルートから500えんで発売です。 |
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