[2005年10月23日] ヒッチハイクの賛否両論

晩ごはんのしたくをしているときにキッスの30年くらいまえのライブのビデオ(けっこうたのしいです)を流していたら「HotterThanHell」という曲がはじまって、「Hot,hot,hotter than hell」というコーラスのぶぶんがありまして、カタカナでかくと「ハッ、ハッ、ハラザンヘ〜〜ル」というかんじなんですがここのところを「はっ、はっ、はらがへ〜〜る」というふうに歌っていた中学時代をとうとつにおもいだして、包丁をにぎったままなんだか遠い目になってしまいましたぽいうです。みなさんめしくってますか。おれはきょうもくいました。

こうして一家の台所をあずかる立場になってみると(というほどのことじゃないですが)、まいにちのようにつぎからつぎへとなにかがきれていくものだなあとおもう。タマネギがなくなったとおもったら牛乳がなくなって、そしたらケチャップがなくなってこんどはみりんがなくなって、なんというか、あちらを立てればこちらが立たずというかんじで(ちょっとちがうか)もうまいにちのようになにかがなくなっていく。そう、僕たちは毎日何かを失い続けている。僕たちは毎日少しずつ空っぽに近づいていく。そうしてとうとうおしまいには本当に空っぽになってしまうんだ、それがじんせいというものさ、そうだろう? …いや、ちがうとおもうな。そんな話じゃなかったとおもうな。たんにおさんどんの話だったとおもうな。とにかく、まいにちのようになにかがなくなっていくのはたしかな話で、ひとりふたりの家でこうなんだから、五人家族くらいになるともっとすごいいきおいでいろんなものがなくなっていくんだろうなあとおもう。主婦のみなさん買い物ごくろうさまです。というわけでわがやにおいては牛乳とショウガがなくなってしまったのできょうはそれをかってきた。タマネギもないのでいちおうかっておいた。あとかんじんのほんじつの晩ごはんの材料として、ぎょうざがたべたくなったのでひき肉とニラをかってきた。それはいいんだけど、買い物をすませて家にもどってハタと気づいた。ぎょうざの皮がない。……。まあよくあることなのでここはひとつあまり深く追求をしないことにして、てきとうになにかでっちあげることとする。臨機応変。その場しのぎ。おれのたいせつなじんせい訓だ。あらためて冷蔵庫のなかをみわたしてみるとまだ白菜がけっこう残っているので、ぶたにくを解凍してこれといためて、「とりあえずいためときゃくえるだろ中華風定食」をつくる。もう個人的というかおれの内部的には「中華は見切った」というキモチがある。中華は見切りましたね、もう。ようするにあれだ、ショウガをおろしてニクとヤサイといためて、塩とショウユと中華味の素と水をいれてしばらくおいといて、さいごに水溶きカタクリコをいれればオッケーだ。これで制覇。中華制覇。ちょろいもんだぜ。…と、おもっていたのだが。だが、たべてみたらものすごくしょっぱくなっていた。どうもショウユをいれすぎたらしい。う〜ん、さすが中華四千年だ。奥が深いぜ。でもいちおうしょっぱい方面にはかなりの耐性があるほう(だとおもう)ので、たべられなくはない。ていうかこんなのおれ以外にはだれもたべたくはないだろうとおもわれるので、しかたなくたべる。責任をとる、というやつだ。失敗料理は制作者が責任をもってたべきるという鉄の掟が当家にはある。あるのかな。まああることにしよう。あとは「とりあえずにときゃくえるだろ中華風スープ」。三日くらいまえにも制作したマンネリスープ。冷蔵庫の野菜をなげやりなかんじで消費するのに最適。もうひとつ、右上のある皿はイカの塩からです。結婚したあとあまりたべた記憶がない。結婚というのは家同士がするものだ、という話をきいたことがあって、いまひとつ意味がわかっていないのかもしれないのだけど、これは家と家との食卓同士が結婚するものだという意味なのだろうか。だとしたらそれはかなりいえているとおもう。家のごはんというのはたしかにおのおの傾向というものは存在するのであって、たぶんヨメさんはイカの塩からとかはあまりでてこない家にそだったんじゃないかなとおもう。きいたわけじゃないからしらないけど、そんな気がする。そりゃタイやヒラメが目のまえの海でおよいでるような土地でくらしていたら、わざわざイカの塩からなんてたべることはないだろうとおれだっておもう。だからたぶん、イカの塩からをたべたいとおもったりはしないのだろう。いまのうちの食卓にはならばない。でもおれの育った土地にはタイやヒラメが目のまえでおよいでいる海はなかったので、そもそも海がなくて見渡すかぎり田んぼなので、イカの塩からというのは海のかおりをつたえてくれる貴重な保存食といことでわりとよく食卓にでてきた。土地の問題ではなくてたんに親がすきだっただけなのかもしれないけど。とにかくスーパーでイカの塩からをみかけて、けっこうおれはあれがすきだったのをおもだしてかってきてしまった。そうしてたべたらうまかった。
●きょうのスロットはちょいマイナス。あさイチ夢夢の6ねらいで着席したら11Gでステチェンして「設定変更?」とおもうまもなくもう一回ステチェンしてスロットステージにいって、そこであたってB4R2の6連。「6掴んだか?」と夢をみていたらそこから天井まで一直線のハマリ。600Gあたりまで「6だ」としんじこもうとしていたのでやめられず、そのあとはこんどはこれだけハメてしまってやめられず、けっきょく天井まで回してしまった。だしたコインは全部のまれて追加投資200枚ほどして、そして単発。なんだったんだ。500Gあたりでやめておけばな〜。
●「よつばと!」というマンガがすきで、毎晩ねるまえによんでいる。「ま〜たおんなじマンガよんでる」とヨメにあきれられながらもよみつづけてる。じぶんでもなにがうれしいのかよくわからんのだが、すきです。電撃大王という雑誌に連載されていて、「よつばと!」をよむためだけに毎月かっていたりする。本屋にいったら最新号がでていたのできょうもかってしまった。しかしほんとうに「よつばと!」いがいよむとこがない。ていうかよんでも意味がわからん。「マンガ雑誌は三本よむマンガがあればモトがとれてる」というのをなにかでよんだけど、一本しかよんでないんだからどうかんがえてもモトとれてない。でもかっちゃうんだよね〜。あとは月刊プレイボーイと映画秘宝をかった。
●レンタルCD屋にいってローリングストーンズの「イッツオンリーロックンロール」を借りてきた。なにをいまさらというかんじだけど、なんとなくききたくなって。
●でもいまは「ヒッチハイクの賛否両論」をかけている。
●夜ともだちがあそびにきて、「奥さんはどうした?」ときかれたので「逃げられた」とこたえたら本気にされて心配された。しかもそのときおれは松浦あやのコンサートのDVDをかけてウトウトしてたところで、居間にとおしたら松浦あやがテレビの画面にうつっているのをみてともだちにあきれられた。いやたしかにニョーボに逃げられた四十男がひとりで松浦あやのDVDを鑑賞していたらちょっとまずいかもしれないとはおもう。でもそうじゃないんだ、これはたまたまなのであって、そのまえはキッスを流していたのだしそのまえはフランクザッパだったし、だいたいほんとうはニョーボは逃げていないんだよといいわけをしながらおれはなにをしているのだろうとおもった。
●ともだちはケーキを3個、おみやげにもってきてくれた。ともだちとおれで1個ずつたべて、あと1個残っている。あとでくおう。フフフ。

沼の目次