[2024年10月05日] ほんじつのひる
酢豚のような回鍋肉のような

せっせと酢豚の材料を用意する。人参をゆで、豚肉を揚げ、たまねぎとピーマンを揚げる。椎茸を炒める。それらのすべてを炒め、酢豚のもとをなべに投入しようとして、ハタと気づく。そこにあるのは酢豚のもとでなく、回鍋肉のもとであると。ここでひとは二者択一をせまられることになる。
@そのまま鍋に回鍋肉のもとを投入する。
A鍋はいったんおいといて、近所のスーパーマーケットに酢豚のもとを買いに行く。
今回わたくしが選んだのは@のほうであった。もちろん、食って食えないことはない。酢豚のことなどわすれて、はじめからそういう料理だったのだと思えば、これはこれで悪くないといえなくもない。かといって、自信をもってうまいといえるというほどでもない。よく、なにかの失敗とか偶然がかさなっておいしい料理がうまれたという話を聞きはするけれど、今回の失敗にかんしていえば、とくにおいしい料理は誕生しませんでした。食えなくもないけれど、わざわざつくるようなものではない、そんな酢豚的回鍋肉というか、回鍋肉的酢豚というか、酢豚のような回鍋肉のような料理が完成するまでの、以上が経緯でございます。…つうかほんとだめだろオレ。酢豚のもとを買ってきてあるつもりで(買ったのはおとといくらいのこと)、開封するまでそうだと信じ込んでいたんだから。
●余談
我が家はいつでもクックドゥーである。うまいよクックドゥー。助かってるよクックドゥー。ちなみにクックドゥーを使って料理するときのテーマ曲みたいなのがわたくしにはあって、
「くやしいけれど、おまえにむちゅう、クックドゥー、クックドゥー」というものです。節はもちろんギャランドゥー。ヒデキ(合掌)のギャランドゥー。これがつねにアタマのなかで流れとります。

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