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●わしが委員長である。む。きょうは晩めしをくいすぎてしまった。くるしい。
●さて、委員長にはいま、ほしいモノがある。それはヤネである。なに、するとキミはついに路頭にまよってヤネのない生活に突入してしまったのかっ、というさきばしったいいがかりはよしていただきたい。話はさいごまできいていただきたい。せんじつ夜中に屋外マージャンというか、星空マージャンというか、そういう酔狂いがいのナニモノでもない行為をしでかしたのだが、それでつくづくおもったんだけど、ヨツユというのはけっこうすごい。ハンチャンやっただけでパイなんてもうヌレヌレだ。パイパンだってヌレヌレだ(意味はない)。アンコにしたらますますヌレヌレだ(くどいようだが意味はない)。それでヌレヌレのパイパンをモ〜パイしながら「ああ、ヤネがほしいなあ」とおもむろにおもった。そんなモノをほしがる以前におとなしく家のなかでやりやいいじゃないか、という意見のあるムキもあろうかとおもうが、それはそれとして、ほしいとおもってしまったのだ。
●さて。委員長にはもうひとつ、紳士の趣味があって、それはパチスロだ。コインをいれて押す押す押す、はずれ〜、またコインをいれて押す押す押す、またはずれ〜、またまたコ‥ありゃコインもうないや〜、おかねももうないや〜、ついでに脳みそとろけちゃったや〜、というあの紳士のたしなみだ。さすがに委員長ともなると趣味まで紳士だ。どうでもいいけどホームページをはじめたときにおれには秘密のもくろみがあって、じんせいで八百番めくらいの秘密のもくろみがあって、それは、いままでパチスロについやしていた時間とエネルギーをホームページの更新にあてよう、というものだった。そうすればもうおかねもなくならないし、脳みそがとろけるのもすこしはおさまるだろう、というもくろみがあったのだが、けっきょくそんなもくろみなどどこふく風であった。しょせんおれは更新とパチスロのどちらをとるかといわれれば、まよわずパチスロをとる男であった。しょせんおれは「更新なんていつでもできるっ」とパソコンの画面にステゼリフをのこしてパチスロやりにいく男であった。でもパチスロだっていつでもできるじゃないかというロンギもあろうかとおもうが、そんなロンギには耳をかさないことにして、さてところで委員長はさらに、屋外のバーベキュー道具というものをいろいろ所有している。鉄板だとかバーナーだとかテーブルだとかイスだとか、「これでいつでも夜逃げはオーケーだセット」とでもよぶべき充実したアウトドア用品を所有している。それでもってときどきホッサ的に河川敷でヤキソバをやいてヨロコんだりしているのだが、そのさい使用する道具はすべてこれパチスロで得たものである。おみせで買いそろえようとしたら十万円はくだらないとおもわれる名品の数々、これらはすべてパチスロで入手したものである。ではそのパチスロでいくらつっこんだのかとたずねたくなるムキもあろうかとおもうが、それをたずねないのが人情というものだとおしりおきぺんぺんねがいたい。それで、パチスロで勝つたびにいい気になってアウトドア用品をもらってきていたのだが、さいきんはもうあらかたそろえてしまって、これといってほしいモノがなくなってしまい、とうとうランタンというものに手をだしてしまった。それもふたつももらってきてしまった。もはや交換するネタがないのだというのがひしひしとつたわってくるエピソードであるが、とにかく、もらったからには使いたくてしょうがない。ムリヤリにでも使いたくってしょうがない。そんなわけで夜の夜中に河川敷でチーポンロンに興ずるあやしい四人組がわが町に出没することとあいなった。あいなったのだがパイパンヌレヌレである。モーパイでユビをすべらしながら委員長はおもう。ヤネがほしい、と。そういったやむをえない事情から委員長はいま、パチスロにせいをだす日々である。でもほんとはもうヤネなんて十個くらいかえて、おまけに金のシャチホコまでつけられるくらいのおかねをつかってしまったことはじんせいで八百一番めくらいの秘密である。
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