[2001年02月18日] 昔のひとはいいました
麻婆豆腐定食(ひる)
スパゲティー。ビール(ゆう)

「若いうちの苦労はかってでもせよ」と。はは〜。なんとありがたいおことばでしょうか皆の衆。数年まえにピンクフロイドが「Dark Side Of The Moon」の全曲をとおして演奏するというツァーをやって、そのライブのCDをさいきんよく聴いたんだけど、たしかに若いうちの苦労はしておくものだと、しみじみそうおもいました。ピンクフロイドのメンバーも、さいしょに発表してから三十年ちかくもすぎてからまだ「Dark Side Of The Moon」のツァーがやれるなんて、きっとおなじことをおれよりもしみじみとおもっとることでしょう。「あのときがんばっといてよかったなあ」とおもっとることでしょう。そのてんキングクリムゾンはいまだに苦労してるみたいで、いいかげんラクな道をあゆんでみるのはいかがでしょうか。キングクリムゾンて、たぶんおれ、くるたびに見物にいってるけど、そのたびに「21世紀の精神異常者」をやらないかなあと期待してるんだけど、やったことがない。むかしの曲はふたつかみっつしかやらない。もういいからむかしのをやりなよ。キミらの音楽は拍子がわかんなくて、しらない曲をやられるとついてくのがタイヘンで、聴いててくたびれるんだよ。ウトウトしながらおれはそうおもう。客席をみわたすとやっぱりウトウトしてるひとがそこらじゅうにいて、たぶんおなじおもいなんじゃないかとおもう。もういいかげんあきらめて三十年くらいまえの曲だけやってくれないかなあ。‥って、余計なお世話ですね。すいません。ええと、そんなわけでわたし、ライブというのをやりました。はあ。今回やったのはキングクリムゾンとピンクフロイドの三十年くらいまえの曲のコピーです。わたしはもちろん若いうちの苦労などしたことなく、いまだに苦労せずにのうのうとくらしつつ、むかしあのひとらがこさえた楽曲を演奏してよろこんでるわけですが、こういうじんせいタイドをきみはどうおもいますか。ってとつぜんたずねられてもこまるだろうけど、とにかくやりました。ベースだったんだけど、とちゅうで弦がきれてびびりました。その弦はもう五年くらいはりっぱなしで、さいきんはもう音があまりしなくなっていて、「本番できれたりしねえだろうな」「いままできれなかったんだしまあたいていだいじょぶだろ。だいたいこんなのは二本ありゃたくさんだ」とドラムといってたんですが、とうとうきれてしまいました。そこからさきはめろめろになってしまいました。もともとめろめろだったのがいよいよめろんめろんになってしまいました。すいません。わたしまちがってました。やっぱりベースの弦は四本必要です。AC/DCなら二本でたくさんだったんだけどプログレは四本いります。そんで、それは三曲目だったんですが、これからさきどうしようかなあと思案しながら演奏をつづけ、曲がおわったとたんに「これどうぞ、つかってください」と換えのベースがでてきました。つぎのバンドのベースのひとがじぶんの楽器をもってきてくれたんです。な、なんていいひとなんでしょうか。きょうまでいきてきてわたし、こんないいひとにであったことはありません、ナナ、ナミダで演奏ができません状態になってしましました。それはフーのコピーバンドのひとでした。さすがフーです。フーを演奏するひとにわるいひとはいません。みなさんフーをたたえましょう。フー。

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