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「ほんじつの大衆音楽」 2000年5月15日付け
→いまおれのクルマのCDプレイヤーにはジューダスプリーストの「ヘリオン〜復讐の翼」(ちがうかもしんない。とにかくそんなの)がはいっている。
→きのう、いきなりどうにもこれが聴きたくなってしまい、アタマのなかがヘリオンでいっぱいになってしまい、ところがおれはこれをCDではもっておらず、外出したおりにツタヤで購入してさっそくいれかえた。そんなわけでいまおれのクルマのCDプレイヤーにはジューダスプリーストのヘリオンがはいっている。ハンドルがびびるほどの大音量でこれをかけながらロッコク(国道6号線)をつっぱしる。おれのクルマは名車ニッサンオペルミッドナイトローリングスペシャルバンバン号だ。なまえはながいが名車だ。これでつっぱしる。アタマをぐるんぐるんふりまわしてるのでまえなんてみえない。でもどうせ夜中なので、交通量なんてたかがしれてるのでどうってことはない。曲がおわる。「め、名曲すぎる‥」ナミダぐみながらそうつぶやいておれはリピートボタンに手をのばし、またヘリオンをかけなおす。
→単刀直入にうかがうが、きみはこういう人間の言葉を真にうける気がするか。まともに話をきく気がするか。それも、こういう人間がポップス音楽についてたれくさる講釈をきく気がするか。
→おれならしない。しないとわかりつつおっぱじまるのがこのページ、すなわち「ほんじつの大衆音楽」だ。
→‥ええと、じぶんでもわけがわからんまま書きだしてしまってすいません。ようするに、オリコンのシングルCDの週間ランキングのデータをもとにして、上位10曲のありがたい音楽をこのちゅうねん男がそろそろ遠くなりはじめた耳で聴きくさって、このヘリオンでとろけた脳が耳ダレとなってふさがっとる耳の穴で聴きくさって、そんでもってなにか能書きをこいてみよう、とこういう話です。これからやろうとしてるのは。
→なんでそんなことする必要があるのか、といいたくなるきみの気もちはイタイほどわかる。おれもそうおもう。イタイほどおもう。すいません。ヒマなんです。日本で二番目くらいにヒマなんです。ほんというと、たんにホームページを更新するネタがないだけです。そんでヘリオンを買うついでに、シングルCDを十枚かりてきたと、こういうわけです。
→いやね、じつをいうと、おれもヘリオンをレジにもっていきながらシミジミと、いつまでもジューダスなんて聴いてる場合じゃないとおもったのね。そろそろこのへんで、ハバ広く音楽をきいて、ついでに「J-Pop評論家ぽいう先生」なんてインターネットで詐称してみるのも、それはそれで恥おおきじんせいの恥のうわぬりではないかと、そうかんがえてみたりしました。ついでにこうやって勉強しておけば、わかい連中につれてかれたカラオケで、すこしは連中についていけるかなあとおもいました。そうだったらいいなあとおもいました。かれらといっしょにうただヒカルとかをうたって「くりたさんわかあい」とかいってもらえたら夢のようだなあと、そうおもいました。そのていどの意気込みなので、これから登場するア〜チストおよびファンのかたにはなにか失礼なことをくちばしってしまうかもしれません。いまのうちあやまっときます。ごめんなさい。ぺこり。
→んじゃやります。
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