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●英語のことわざに「You are what you read.」っていうのがあって、なるほどなあとおもう。「あなたの中身はあなたが読んだ本である」というか「読んできた本がそのひととなる」というか、そんな感じだけど、たしかにそうなのかもしれない。するとでもおれの中身はパチスロ必勝ガイドのはずなのに、ここ十年間ずうっとミスターパチスロ必勝ガイドのはずなのに、ところがじっさいにパチンコ屋にいくと、必勝ガイドではなく必敗ガイドになってしまうのはなぜだろう。格言があてにならないのはこういうところだ。
●ところでこれがかのフランク・ザッパ氏の手にかかると「You are what you eat.」となってしまうんだけど、まあたしかにこれはこれでそのとおりである。じっさいクイモノというのはたいせつで、ふだんなにを食べているかというのは、そのひとに決定的ななにかをもたらしてしまう。ちかごろ無農薬とか、有機栽培とかそういうのをうたい文句にした野菜というのをみかけるんだけど、じつをいうと、ちょっとこまっている。だって、いまさらそんなことをいわれてもこまる。なぜなら農薬だの化学肥料だのをたっぷりつかった野菜をむしゃむしゃとおれはきょうまでたべてきてしまったからだ。とくに小学生のころにいちばんそういうのを食べていた。その野菜がからだに害があるみたいにいわれてもこまる。とりあえずおれの健康にかんしていうと、あたまと性格をのぞけば、そんなにわるいところはない。ものごころついてからずうっと快食だし、快便だし、快眠である。持病というのも、とくにこれといってない。だから、ここにきて、いままでたべてたものにけちをつけられてもこまるのだ。おれにいわせれば、毒だろうと薬だろうと、なんだっていいからしのごのいわずにくえ、だ。たしょう毒なものを食べたって、そう簡単にはしにはしないよ。ときどきはすこしくらい毒なものをくちにしたほうが、いまの時代にぴったりなにんげんができあがるって。と、ひそかにおれはそうおもってるんだけど、でもあまりおおきなこえで表明するようなことでもないのかもしれない。
●さらにところで「You are what you read.」ということわざは、いかにもしったかぶりしてかいてしまいましたが、じつをいうときょうしった言葉です。二十世紀でもっとも深遠な真理だそうです。テレビで「ユーガットメイル」という映画をみていたらそういうせりふがでてきた。
●しかしこのメグライアンの髪型はいいなあ(だからほかにましな感想はないのか)。
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