[2001年03月22日] オムライス
菓子パン(あさ)
オムライス(ひる)
すし(ばん)

●はなはだくるしい。きょうはひるごはんをくいすぎてしまった。ひるにたべたオムライスがすごくおおくて、ぜんぶたべたら夜になってもぜんぜんハラがへらない。それどころか、時間がたてばたつほどハラがいっぱいになっていく気がする。オムライスというのはふしぎなくいものだとおもう。
●しりあいにオムライスがにがてだというのがいる。ケチャップがダメなのだそうだ。トマトがダメなのだそうだ。ほかにもダメなのがいろいろあって、たとえばイチゴがダメである。エビチリなんかもダメである。リンゴもダメである。でも青リンゴはだいじょうぶである。どういうことかというと、つまり、赤いものがダメなのだ。それじゃたとえばスイカはどうだ? あれは黄色いやつがあるじゃないか、ときくと「うん。黄色いスイカは平気だよ。赤いのはダメだけど」とのことである。ふざけてるのかとおもうんだけど、でもほんとうにそうならしい。じっさい赤いものはけっしてくちにいれようとしない。みわたしてみると赤いくいものというのはけっこう世の中にいろいろあって、ああいうのはめんどうくさそうである。目をつぶってくえばいいのにとハタでみていておもうんだけど、そういうものではないのだろうか。
●でもこんなのはまだましなのであって、もっとひどいのがいた。学生のころサークルにいた女の子で、彼女は丸いものがダメだった。たとえばおもちなんかは、丸いのはダメで四角いのはだいじょうぶなんだそうだ。あるいはダイコンなんかは、輪切りにしてあるとダメで、千切りにしてあるとだいじょうぶなのだそうだ。これこそ「ふざけてるのか?」といいたくなるけど、でもほんとにそうなんだそうだ。たぶんスイカなんかも輪切りにしてあるとダメなんだろう。でもそもそもスイカはあまり輪切りにはしないからだいじょうぶそうだけど。彼女はバンドでドラムをはたいていたんだけど、ドラムセットというのは基本的にみんなまんまるいものである。椅子からシンバルにいたるまで、マルの林にかこまれてるようなものだといっていい。おまえそんなとこにいて平気なのかよとおもったけど、でもドラムはくったりはしないからいいのか。
●こういうのは極端な例だけど、でもたずねてみるとみんな、キライなたべものとかにがてなたべものというのがひとつやふたつはあるらしい。そういうひとはおおい。おれはまったくそういうのがないので、ちょっとうらやましくなる。現代文明人のタシナミとして、キライな食品をおれもひとつかふたつは用意しておきたいとおもう。エビなんかいいな。ピラフにまざった小エビをスプーンでよけながら「おれ、これってキライなんだよね」とかいってみたい。いちどでいいからそういうのをやってみたい。だけどそんな食品はひとつもない。どれもこれもみんなだいすきである。なにをくってもうまい。「これはくえない」とくちにいれたものをはきだすのは、くさったものをくちにしたときだけだ。それいがいはみんなくう。なんか、こういうのはバカみたいでちょっとコンプレックスがある。でも、まあ、どうせバカだからいいんだけど。
●う〜。それにしてもハラがきつい。あんなにハラがいっぱいだったのに、夜にはすしをくった。くえるときにはかならずくってしまうという悲しいサガがおれにはあるらしい。こういうのもバカみたいでちょっとコンプレックスがあるけどどうせバカだからもういいです。いつもいつもバカみたいにくってます。でもきょうはほんとにバカだった。くわなきゃよかった。う〜。くるしい。こういうときにくいものの話はするべきではなかったらしい。なんだかぐったりしてきてしまった。う〜。

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