[2001年07月26日] エビフライ
プリン(あさ) ひやしそば(ひる)
さしみ。てんぷら。うめぼし。めし(ゆう)

 夢をみた。わしは高校生で、教室に缶ビールを三本もちこんだのがバレて、アオスジたてた教師の横山やすしに怒られるという、身の毛もよだつ夢だった。その晩のネドコに入ったのは午前になってからだったのだが、どうにもハラがすいてなかなか眠れなかった。台所のテーブルの皿にたくさんのエビフライが盛りつけられてるのを見たのがよくなかったのだ。フトンのなかでおれは、エビフライのことしか考えることができなくなっていた。とうとう辛抱たまらなくなったおれはこっそりと台所にしのびこみ、エビフライをつまみぐいした。そのさいフト「夜中の三時に冷蔵庫をあさるような人間には、そういうことしか書けない」とかなんとかいう文章があったのを思いだした。それから、夜中の三時に冷蔵庫をあさる人間と、夜中の三時のフトンのなかでエビフライのことしか考えられなくなってしまった人間とでは、いったいどちらがロクでもないかというテーゼにかんして考察をくわえた。しかしくちのなかのエビフライはこの世のものとは思われぬほどにおいしくて、すぐにそれどころではなくなった。エビフライを三本食べて、もう一本をくちにくわえて、おれは満足してフトンに戻った。くちのなかにはエビフライのアブラが残っていて、こんどはおれは、なぜだかむしょうにスイカが食べたくなった。スイカスイカスイカ、ああ、スイカが食べたいいい。しかし、なんだっておれは、こんなにも一日じゅう、クイモノのことばかり考えてるんだろう。そう思うとなさけなくなったので、スイカはガマンして眠ることにした。そしたらそういう夢をみた。
 ふだんの生活もバカなら、みる夢までバカだ。わしはいまちょっぴりかなしい。

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