[2002年01月17日] いちごスペシャルのために
いちごスペシャル(あさ)
コロッケとハンバーグ定食(ひる)
すし(ばん)

→おれのあさごはんといえばこれはもう菓子パンということになっているのは、それはこのコーナーのバックナンバーをみかえしてもらえればすぐにわかることなのだが、こうもまいあさまいあさ菓子パンばかりたべていてよくあきないものだなあとわれながらおもう。でも、じっさいのところ、まったくあきない。菓子パンはまいあさわたしのイブクロを新鮮なよろこびでみたしてくれています。ありがとう菓子パン。ってほんとうはよろこびもへったくれもなくて、たんに「てっとりばやい」というのと、「パターンずき」という性癖によってもたらされている菓子パンじんせいでしかないんだけど、もうここまできたらいっそ菓子パンでいっしょうぶんのあさごはんをすませてしまおうかともおもう。そして往生をしたアカツキには墓碑銘に「かれはまいあさ菓子パンをたべつづけた!」とでもしるしてほしい。というのは冗談ですが、まあとにかく菓子パンじんせいです。きょうも菓子パンでした。きのうも菓子パンでした。きっとあしたも菓子パンでしょう。
→徒然草に、第何段だったかはわすれたけど、大根がすきですきで、まいにち大根を二本ずつたべてたひとの話がある。そのひとがある日、悪者におそわれる。ところがとつぜんあらわれた二人の男がかれをかばって戦ってくれて、みごとに悪者をおいはらってくれる。かれは二人にお礼をいい、ところであなたがたはだれですか、とたずねると、まいにちあなたにたべてもらってる大根です、いつもたべてくれてありがとう、とかれらはこたえる。おれはもう、この話がたまらなくすきだったりする。だって、しんじられますか? 大根がたすけてくれるんだよ? なんていうか、どんなにつらいことがあっても、この話をおもいだせば勇気がわいてくるような、そんな話だと個人的にはおもう。徒然草というのも、学生時代の古文の試験というところからはなれて、すなおによんでみると、あれはあれで感心するような話というのがいくつもある。その最高峰がこの話だ。といったら吉田兼好氏はおこるかな。おこるだろうな。でもすきなんだからしょうがない。
→おれもいつか暴漢におそわれたときに、あずきいろに日焼けしたおにいさんと、いちごいろの血色のいいおにいさんと、どこからともなくあらわれてたすけてくれないかなあとおもう。そして暴漢をおっぱらってくれて、なまえをたずねると、いつもあなたにたべてもらってるヤマザキです、ぼくが兄の小倉マーガリンで、こいつが弟のいちごスペシャルです、とかこたえてくれたら、もうしんでもいいくらいうれしいだろうなあ。
→てなわけでほんじつのこのめしくった作文をけさたべたいちごスペシャルに捧げます。
→あしたは兄でいこう。

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